冷静な心は姿勢から

武術の上達に必要となってくるのが姿勢です。

カンフー(中国拳法)では、10の姿勢に関するポイントがあるが、それらを完全に行わなければ修行を成就させるのは困難であるといわています。

その10のポイントとは、虚領長勁(きょれいちょうけい)、立身中正(りっしんちゅうせい)、含胸抜背(がんきょうばっぱい)、沈肩(ちんけい)、墜肘(ついちゅう)、二目平視(にもくへいし)、全身鬆開(ぜんしんしょうかい)、鬆腰(しょうよう)、円襠(えんとう)、尾閭中正(びろちゅうせい)といったものです。

これらのポイントは全身の脱力と身体の部位の位置を決めるものであるが、これらの姿勢のポイントを抑えることによって、体内に流れる気(生命エネルギー)の流れがスムーズになり、強大な威力と健康が得られます。

上記の内容で武術での姿勢の大切さが分かったと思います。

次に気(生命エネルギー)は人の意識とも連動しており、その理論はヨガにありますが、身体にはチャクラというエネルギーの集中するポイントがあり、何も修行していない人のチャクラはいろんな日々の行いによって汚れており、エネルギーの流れが阻害されています。

このチャクラは人体の中央に縦に並んで7つ存在しており、各チャクラごとに気と同様に人の意識と連動していて、下のチャクラほど意識レベルは低く、上のチャクラほど意識レベルが高くなります。

面白い例をあげるならば、こんなのがありまね (笑)

良く学生時代、机に座って授業を受けている時に姿勢を正しなさいと言われたと思いますが、その理由は下から二番目のチャクラであるスヴァディスターナチャクラは眠気と関係があり、腰が曲がっているとこのチャクラでエネルギーが止まってしまい、眠気を催していしまうからなんですよ

下のチャクラでエネルギーが阻害されている人は感情の波とエネルギーの消耗が激しく、心身ともに病にかかりやすいため、冷静な判断力や健全な体を必要とする武術やスポーツにおいては大変なマイナスに働く状態です。

現代人は上記でも述べましたが、日々の行いで各チャクラを汚しており、特に下のチャクラを汚しているため、下のチャクラでエネルギーが阻害され、武術やスポーツの試合で自分の思うような結果に結びつかないことが多いのです。

私はカンフーではなく、ヨガによって気の流れをスムーズにしたり、強めたりして、心身のケアをしていますが、ヨガの理論はとても理にかなっており、誰が実践しても高い意識状態に自分を引き上げていくことが出来る方法が分かりやすく説かれています。

自分の力を最大限に発揮したい方、ヨガの世界に足を踏み入れてはいががでしょうか?