現代のヨガ、武術に足りないもの

現代ヨガブームという事でヨガは女性を主体に流行し、健康美容を求める方々の健康ツールとなっています。


それから、空手を始めとする武術も沖縄や中国で発祥し、日本全国や世界に色々な形で広まり肉体や精神を強くするためにやっている方が多くいます。


とのろで、このヨガと武術ですが、現代においては勿体ない事に重要なプロセスが抜けているのです。


その大事なプロセスというのは、日々の生活で自分が行なっている行いの改めです。


日本には中国からの儒教の影響を受け、道徳的思想が根付いており、人が嫌がる事はやらないようにという考え方があります。


しかし、現代を見てみると道徳的考えを無視して生きるような人達が増えて、平気で殺人事件を起こすような人もいれば、不倫や浮気などのトラブルを起こす人もいます。


日本はこのような社会問題を改善しようと政府が頑張って動いているようですが、一向に良くなる気配はなく、増え続けています。


何故このような社会問題は尽きないのでしょうか?


その答えは原始ヨーガにあります。


人によって変わりますが、悪いことをせず、良いことをしなさいと言われても、自分にどういったメリットとデメリットがあるか分からなければ、行動を改める事はしません。


実際に親が子に悪い事を人にしたら自分も悪いことをされるよなどと良く言いますが、理由を聞くと答えられませんよね?


しかし、原始ヨーガには現代のヨガと違いポーズを行う前の準備段階として禁戒、勧誡というものがあり、それが現代のヨガ、武術に足りない、自分の行いを改めるという実践なのです。


この実践は道徳のように、人に悪い行いせずに良い行いをしましょうというものなのですが、まず、良い事、悪い事の定義が異なり、その行いをする事によって自分にどんなデメリットとメリットがあるのかを分かりやすく説かれています。


なので、この実践をすれば社会問題も解決されますし、子供の教育にも役立ち、更に武術とヨガの本来の精神性の向上という目的に着実に自分を進めていけるでしょう。